ストレートネックなどの首の痛みによくある症状
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慢性的な
首の痛みがある -
ひどい首こり
肩こりに
悩んでいる -
頭痛やめまい
吐き気もある -
手足がしびれる
ようになった
日本人に増えている「ストレートネック」とは?
近年、慢性的な頭痛や肩こり、めまい、眼精疲労などの症状に悩む方が増えています。
その原因の一つといわれているのが「ストレートネック」です。
ストレートネックとは読んで字のごとく「首の骨(頸椎)が真っ直ぐになる」ことをいいます。
本来であれば湾曲している頸椎がいつしか真っ直ぐになり、
それによってさまざまな不調を引き起こしてしまうのです。
なぜ今、ストレートネックが増えているのでしょうか。
その理由とともに主な原因や症状、予防法についてもお話ししていきます。
ストレートネック改善メニュー Recommend Menu
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整骨院・接骨院は「柔道整復師」という国家資格を保持している者が開設したもので、柔道整復師による施術の中には健康保険の対象となるものがあります。
どのようなものが保険適用の対象となるのか、自賠責保険や労災保険などの特殊な保険についてもご紹介していきます。 -
肩こりや腰痛など、身体の痛みやこりを感じているとき、「どうすれば改善されるのだろう?」と悩んだことはありませんか?
身体のこりや痛みの多くは骨盤や背骨がズレることで起こります。
それを改善してくれるものが「整体」です。
整体の施術を受けたことのない方は整体への不安や疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
今回は整体とは何なのか、またどんな症状をどのようにして改善していくのかについて詳しくご紹介していきます。 -
「病院へ行くほどではないけれど、なんとなく身体がだるい」
疲れやすく元気も出ない、そんな慢性的な疲労感や不調に悩んでいませんか?
鍼灸はそういった未病を改善するために誕生した歴史ある施術方法です。 -
加齢による身体の痛みやしびれ、また骨に関係するケガなどに効果的なものが「牽引施術」です。
「牽引施術」という言葉にはあまり馴染みがないかもしれません。
専用の機器を用いて牽引と休止を繰り返すことによって筋肉や関節、頸椎の痛みやしびれの症状緩和を目指します。
事故による後遺症で悩む方にもおすすめの施術です。 -
スポーツをしていると、ついて回ることが「突然のケガ」です。突然起こるため避けることは難しいですが、きちんと意識をすることで起こりにくくすることはできます。
また、ケガをしてしまった際に適切な処置をすることは早期回復や後遺症を防ぐためには欠かせません。
スポーツによるケガへの知識を深めて、安心してスポーツを楽しみましょう。
ストレートネックはさまざまな不調を引き起こしてしまいます
正しい頸椎は、30〜40度の自然な湾曲を描いています。
その湾曲が失われ真っ直ぐな状態になってしまうことがストレートネックと呼ばれる症状です。
ストレートネックの原因は主に日常生活の中に潜んでいます。
具体的にみていきましょう。
【ストレートネックになる原因】
ストレートネックの原因は主に次の4つが挙げられます。
・スマホの使いすぎ
・長時間のデスクワーク
・姿勢が悪い(猫背)
・高すぎる枕を使っている
どの原因にも当てはまることは「頭が前へ出ている姿勢を長時間続ける」ということです。
スマホ使用時のうつむき姿勢やパソコン操作時の前のめりの姿勢は首が前にせり出すような姿勢となり、首に過度な負担が生じてしまいます。
また画面を食い入るように見続けてしまうテレビゲームもストレートネックの原因になるといえるでしょう。
頭の重量はボーリング玉ほどもあるといわれています。
前へぐんと伸びた頭を首が支え続けることは、自然な湾曲を日に日に失ってしまうことにつながるでしょう。
猫背や高い枕を使い続けることにも同じことがいえます。
【ストレートネックがまねく症状】
ストレートネックになると次のような症状があらわれることがあります。
・首の痛み
・頭痛
・肩こり
・めまい
・吐き気
・眼精疲労
頭の重心が前へ移動してしまうと、首の筋肉のみで頭を支え続けなければならなくなります。
すると首の筋肉に過度な負担が生じ、これらの症状を引き起こしてしまうことがあります。
症状が進むと首を通る神経を圧迫してしまい手足のしびれが起こることもあり、ひどくなると椎間板ヘルニアになってしまう方もいらっしゃいます。
また首には脳と身体をつなぐ自律神経も通っているため、ストレートネックにより圧迫されてしまうと不眠や不安感などといった自律神経失調症のような症状があらわれることもあります。
ストレートネックは「予防」が大切
ストレートネックは別名「スマホ首」とも呼ばれているほどスマホが大きな要因となっています。
また厄介なことに、一度ストレートネックになると失われた頸椎の湾曲は元には戻りません。
そのため、日頃から予防することが何よりも重要となります。
では具体的な予防法をみていきましょう。
【ストレートネックの予防法】
◇スマホは視線の高さまで上げる
手元に置いてみるスマホはつい前傾姿勢をまねき、傾斜が大きくなるほど比例して首への負担も増えていきます。
スマホをなるべく視線の高さまで上げてみるようにすることで首への負担の軽減が期待できます。
腕が疲れる場合は片方の手でスマホを持つ手の肘を支えてあげると良いでしょう。
◇正しい姿勢を心がける
頭が前へ突き出る「猫背」はストレートネックにつながるだけではなく、腰にも負担がかかります。
正しい姿勢とは、立った姿を横から見た時に耳、肩、大転子(足の付け根の部分の骨)、膝、くるぶしの5点が一直線になっているか、正面から見て肩と骨盤、膝のラインが揃っているかでチェックすることができます。
この時、頭のみがぐんと前へ出ていればストレートネックである可能性が高いといえます。
日頃から正しい姿勢で過ごすことはストレートネックの予防だけでなく、身体全体のバランスを正常に保つためにも必要なことです。
ぜひ今日から意識してみましょう。
◇自分に合う枕を使う
正しい枕選びのポイントは、頸椎が自然な湾曲を保てる状態を維持できるかということです。
頭から肩にかけての角度が10〜15度であることが理想的だといわれています。
心臓より少し頭の位置を高くすることで頭に血がのぼるのを防ぎ、肩や首への負担も少なくリラックスして睡眠に入れることが期待できます。
また、顔が自然とうつむくことで呼吸もしやすく睡眠時無呼吸症候群の予防にもつながります。
困った場合は枕専門店に相談することも一つの方法でしょう。
自分に合った枕を使い不調を未然に防ぎましょう。
【ストレートネック改善「首ストレッチ」】
「ストレートネックかもしれないけど、どうしたらいいのかわからない」という方は、ぜひお家でできる「首ストレッチ」を試してみてください。
背筋を伸ばしたまま首を左右にゆっくり傾けます。
顎を前に出さないよう意識し、首から肩にかけての筋肉が伸びているのを感じながら呼吸を止めずに左右1セットを3回繰り返します。
痛みやしびれがひどい場合はかえって痛みを増幅させてしまうこともあるため、様子をみながらゆっくりと行いましょう。
柏とらひげ鍼灸整骨院【ストレートネック】アプローチ方法
近年ではパソコンやスマホの普及により『ストレートネック』になる方が急激に増加しています。
四半世紀前ならば圧倒的に女性の方が多いのですが、現在の社会構造の変化で男女比はだいぶ近づいており、ここ数年では小学生にも見受けられます。
『ストレートネック』とは、文字通り頸椎のカーブが減少し真っ直ぐに見えることを指します。
頸椎は、本来カーブをしていることで衝撃や負担を頭部に伝わりにくくしています。
しかし、首肩周辺の筋肉や靭帯に慢性もしくは急性的にダメージを受けてしまうと頸椎のカーブは維持できなくなります。
当院では、患者様お一人おひとりの発症原因を突き止め、「鍼灸」「マッサージ」「電気療法」「温罨法」「牽引」「生活改善指導」などを用いることで改善へと導きます。
※症状によって保険が適用になる場合がございます。
著者 Writer
- 院長:中村 理隆
なかむら みちたか - 1976年生まれ。
血液型 A型
趣味 バイクツーリング、映画鑑賞